東日本大震災から１カ月

３月１１日の東日本大震災から４週間、約１カ月になります。
１カ月以上、ブログを全く更新もしないで申し訳ありませんでした。

我が家のインコ達はみんな元気です。
私も、夫も、山形の実家の家族も、みんな無事です。

今日、やっとあの日の事を書いておこうという気持ちになりました。

３月１１日、私は池袋の会社で仕事してました。
会社は雑居ビルの８Fで、強風でも揺れるビルです。
あの日、今まで体験したこともないほど揺れました。
棚からファイルがみんな飛び出して、モニタが倒れて、会議用のホワイトボードもひっくり返って、何百キロもあるサーバーが移動しました。
家のネットカメラを見たら、鳥たちはみんな目をまんまるにしてケージにしがみついてましたが、何も倒れてないし、大丈夫そうだと確認できました。

そして、ネットとワンセグTVで東北地方で大地震があった事を知ったのです。

夫に電話しても繋がらず、山形の実家に電話しても繋がらず、不安でたまらなかったです。
とりあえず、メールを入れて、しばらくしてから返事がきてみんなの無事を確認できました。

電車は完全に止まってしまいましたが、
国分寺にいる夫から歩いて帰ると連絡がきて、私はとりあえず会社で待機したのです。

そして、盛岡の親友にもメールをしました。
私は、岩手大学出身で親友は教育学部で私は工学部で、２DKのアパートで一緒に暮らしてました。
盛岡の親友の実家は宮古なので、すごく心配でした。
深夜に友人から無事のメールがきました。

夜１０時過ぎに西武線が動きだしたのですが、駅は入場制限されていてとても近寄れず、ほとぼりが冷めた２時ごろに職場の人と会社を出ました。
５時過ぎに、なんとか家にたどりついて、TVでものすごい津波の被害を知り愕然としました。

被害の状況が明らかになってきて、大学時代の同級生の事が気になりました。
大船渡出身の友人に電話をしたら、ご両親の安否が不明だと聞いて胸が痛みました。
沿岸に就職した同級生の安否をサイトで検索したりもしました。

私にはただみんなの無事を祈る事しかできなくて、情けなかった。

少しずつ復興してきたのに、７日にはまた大きな余震がありました。
原発も先が見えなくて、東北はどうなってしまうんだろうと心配でたまりません。
新幹線はまだ完全に復旧してなくて、実家にも帰れないし。

今、東北が恋しくてたまらないのです。
就職で東京に出てきた時、いつかは東北に帰ろうと思ってました。
今、すごく帰りたいと思うのです。

この１カ月、計画停電を体験したり、本数の激減した各駅停車の電車でめちゃ混みになりながら通勤したり、
これまで体験した事のないいろんな事がありました。
でも、被災して避難所で不自由な生活をされている方々や、家族や親戚や友人を亡くされた方々に比べたら、たいした事ではないです。

でも、ちょっと疲れましたけど。
計画停電のおかげで、うちのマンションは電気が止まると水も出ないし車も出せないってっ事も知りました・・・

岩手の友人も山形の家族も明るく元気に頑張ってます。
今の私がしなければいけない事は、普通に生活をして、仕事を頑張って、経済を戻す事ですよね。
たくさん働いて、たくさん税金を納められるように頑張ります。

地震の前にネットで　秋田のお菓子屋さん　にチョコレートを注文してました。
地震の影響でいつ再開できるかわからないとメールが来て・・・
４月２日、それはやっと届きました。



気もち悪いですが、受け取れてすごくうれしかったです。


すごく長くなりましたが、

最後にうちのインコ達の写真を載せます。














みんな元気です。

夫が、”がんばれ日本じゃなくて、がんばろう日本なんだね”っと言ったので、
あんたも頑張るんだよ！っと言いました。
そうです、私も頑張るんです！